2023.08.25 農業のこと
こだわり抜かれたミネラル肥料「グリーンエキス」
これからの秋の作付けに、ぜひ使っていただきたいミネラル肥料「グリーンエキス」
今回は、その魅力と上手な使い方についてご紹介いたします!
グリーンエキスとは?
苦土(Mg)、マンガン(Mn)、ホウ素(B)を豊富に含んだ完全水溶性の微量要素肥料です。
完全水溶性で水に溶けやすいため、葉面散布だけではなく、灌水での散布も可能です!
グリーンエキスを使うことで、作物の光合成能力の増強、品質向上や収量アップ、生育・発根促進などの効果があります。
「肥料を与えているけれど、何だか元気がない…。」「より美味しく、高品質な野菜を作りたい!」という方におすすめです!
日本初のミネラル資材メーカーが、こだわりぬいた至極の逸品!ぜひ、お試しください!
グリーンエキスのココがすごい!
完全水溶性だから、散布もカンタン!
グリーンエキスは、水に溶けやすい完全水溶性のため、葉面散布だけでなく灌水での散布もできます。
液肥と同じように、流し込みで使用できるため散布がカンタン!
効き目も早く、2回目(7日~10日間隔)の散布以降から徐々に効果が現れます。
通常は単体で使用しますが、農薬などと混ぜて使うこともできるため微量要素の補給に大変便利な商品です。
※ アルカリ性農薬・銅剤農薬とは混合不可のため、注意が必要です。
苦土(Mg)・マンガン(Mn)・ホウ素(B)のベストバランス!
グリーンエキスは、Mgを13%、Mnを8%、Bを2%配合しています。
ここまでMgを含有しているミネラル肥料は珍しく、また、Mgの働きを助けるMnも入っているため、より効果が現れやすくなっています。
苦土(Mg)を与えると、どんな良いことがあるの?
Mgは、植物の光合成に必要な葉の「葉緑素」を作ったり、三大要素のひとつである「P(リン酸)」の移動を助けたりする働きがあります。
- 「葉緑素」を作る働き
Mgの働きによって「葉緑素」が多く作られると植物の光合成能力が高くなります。
光合成能力が高くなると、高温・低温・日照不足などの様々なストレスに強くなります。
また、根張りが促進され、土壌の養分を無駄なく吸収できるようになったり、成り疲れを抑えて長期間収穫できるようになったりと良いことたくさんです! - P(リン酸)の移動を助ける働き
Pは、葉や根の生育をサポートするだけではなく、花つきや実つきを良くする働きを持つ栄養素です。
果実の成熟や品質の向上にも役立ちます。
Mgが、Pの移動を助けることで、花や実に無駄なく栄養が届くため、実も大きく甘みとうまみが強い作物ができあがります。
マンガン(Mn)はどんな役割があるの?
Mnは、Mgと同様に植物の光合成に関わる栄養素です。
葉緑体の中に多く含まれており、光合成において水を分解し、酸素を発生させる作用にも関わっています。
また、葉緑素を作り出すのにも不可欠で、MnがなければMgは葉緑素になれなません。
Mgの働きを十分発揮させるためにも、Mnは必要不可欠なのです。
ホウ素(B)にはどんな働きがあるの?
Bは、細胞壁の素となる栄養素で、細胞壁を丈夫にする働きがあります。
また、根や新芽の生育を促進させたり、カルシウムの吸収を助けたりもします。
Bが足りないと、根や新芽の生育が悪くなってしまいます。
葉緑素を作り出す「苦土(Mg)」、それを助ける「マンガン(Mn)」、細胞壁を丈夫にする「ホウ素(B)」。
この3つの栄養素がベストバランスで配合されいているからこそ、作物がより丈夫に、より美味しく育つのです!
グリーンエキスでこんなに変わる!
実際に、グリーンエキスを使用した圃場での、使用区と未使用区の比較写真です。
使用区では、品質が向上しているのがよく分かります。
グリーンエキスの上手な使い方
グリーンエキスの溶かし方
まず、容器に水を入れ、丁寧にかき混ぜながら「グリーンエキス」を少しずつ入れて溶かしていきます。
10倍程度で薄めた原液を作り、それを希釈して灌水や葉面散布でご使用ください。
※必ず、水を先に入れましょう。固まりやすくなってしまいます。
使い方と使用量
- 灌水の場合
1回につき、2~5kg/10a
生育初期は薄めに希釈し、収穫期からは5kg分溶かしたものを、月に2回与えます。
※液肥の原液と混用はしないでください。 - 葉面散布の場合
500倍に希釈したものを、7~10日間隔で散布します。
生育初期から連続で使用します。