2023.04.09 農業のこと
じゃがいもの育て方 その3
前回は、『じゃがいもの育て方 その2』として、植付けと、その後の土寄せ・追肥についてご紹介いたしました。
「その3」の今回は、収穫~保管方法までの作業について、ポイントを押さえながらご紹介いたします!
ぜひ、最後までご覧ください✨
いよいよ、収穫です!
収穫は、晴れが続いた日に!
収穫は、晴天が2~3日続いた日の午前中に行いましょう。
午前中に収穫しておくと、お昼ごろ~午後にかけて気温が上がるので、乾燥時間を短縮することができます。
もし、土が湿っている状態で、無理にじゃがいもを掘り起こすと…
① カビが発生しやすくなる
② 芋が傷つき、菌が入る
③ 腐りやすくなる
など、じゃがいもにとっては良いことナシです…。
収穫手順
- 試し掘り
まずは、試し掘りをして十分な大きさになっているかを確認します。
小さい場合は、そのまま埋めなおして大きくなるのを待ちましょう。 - じゃがいもを掘り上げる
・茎から、15~20cmほど離れた部分の土を手で掘ります。小ぶりの芋が顔を出したら、OKです。
・株回りのじゃがいもを露出させたら、株の根元を持って少しずつ引き抜きます。
💡ここでワンポイント!
必ず、軍手をはめて行いましょう。素手だと、じゃがいもを爪でひっかき、傷付けてしまう恐れがあります。
収穫時に傷がつくと、菌が入って腐りやすくなります。 - 根や茎から、イモを外す
500円玉より小さいサイズのものは、有毒なソラニンを多く含むため食べずに処分します。 - しっかり乾燥させる
土を払い落とし、1~2時間ほど日に当てて乾かします。
水で洗い落すのは、厳禁!腐敗や芽がでる原因となります。
保管方法
表面が十分に乾いたら、新聞紙を敷いたカゴなどに入れて、涼しくて風通しの良い場所で保管します。
日光だけでなく、蛍光灯の光でも緑化が進んでしまうので、遮光ネットをかぶせて保管するとGoodです!
最後までご覧いただきありがとうございました✨
『じゃがいもの育て方』シリーズは、これにて完結です!
それほど手間がかからず、プランターでも栽培でき、初心者でも育てやすいじゃがいも。
ぜひ、トライしてみてくださいね!