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2024.05.06 農業のこと

サツマイモも育てよう! 品種をえらぶ編

そろそろ植付けの時期を迎える、サツマイモ。
今年は、どんな品種を植えようか悩んでいる方も多いのではないでしょうか…?
そこで今回は、数あるサツマイモの中から、TaiShoDoおすすめ品種をご紹介いたします!

今回、ご紹介する品種は、どれもTaiShoDoに入荷しているものです!
品種選びの参考になれば嬉しいです✨

パッとわかる!サツマイモチャート

品種の特徴 早見表

品種食感美味しさ貯蔵性
紅はるかねっとり芳醇な香りと
スイーツ並みの甘み
紅あずまホクホク かつ しっとりあっさりとした甘み
シルクスイートしっとり、なめらかやさしい甘み
鳴門金時栗のようにホクホク上品な甘み
『貯蔵性』参考:千葉県公式ホームページ フィールドノート

初心者さん向け! 絶品「 紅はるか 」

  • 栽培地
    鹿児島、大分県などの九州地方
  • 見た目
    明るい赤紫色、凹凸が少ない
  • 果肉の色
    黄白(こうはく)色
  • 貯蔵性
    最適な貯蔵環境※であれば、約6か月間は貯蔵可能
    ※温度15℃前後、湿度90~95%程度で貯蔵

他のサツマイモと比べて、見た目も美味しさも「はるか」に優れていることから、「紅はるか」と名付けられました。
その大きな魅力は、芳醇な香りとスイーツのような強い甘み!
熱を加えると、糖度が50〜60度ほどにまでアップします。
ねっとりとしつつ、なめらかでクリーミーな口当たりが絶品なサツマイモです。

また、他の品種に比べて、「ネコブセンチュウ」や「つる割れ病」に強いので初心者さんでも育てやすい品種です!

ホクホクも、しっとりも。「 紅あずま 」

  • 栽培地
    千葉県、茨城県などの関東地方
  • 見た目
    濃い赤紫色、ゴツゴツしている
  • 果肉の色
    黄色
  • 貯蔵性
    あんまりない

コロッと丸い、可愛らしい形が特徴的な「紅あずま」
紅はるかと比べると、あっさりとした甘みで、熱を加えた時の糖度は35度ほど。
ちょうどいい甘さなので、いろんな料理に使いやすいのも魅了的。
収穫後、2か月間ほど貯蔵すると、熟成されてより美味しくなります!
食感は、ホクホクとしっとりのベストバランス!という感じです。
昔ながらのホクホクとした焼き芋を味わいたい人には、紅あずまがオススメです。

絹のようになめらかな「 シルクスイート 」

  • 栽培地
    千葉県、茨城県、福島県など
  • 見た目
    濃い赤紫色、凹凸が少ない
  • 果肉の色
    クリーム色
  • 貯蔵性
    優れる。長期間の保存にも向いている。

「The サツマイモ!」というような形をしているシルクスイートは、「絹のようにしっとりなめらか」食感に焼きあがることが名前の由来。
収穫して間もなくの時は、ホクホクした食感で焼きあがることが多いですが、収穫後に寝かせることによって、しっとり感と甘さが増します。
寝かせた時間によって、異なる食感が楽しめるのも魅力的。
上品ですっきりとした甘みがあります。

徳島県産ブランド「 鳴門金時 」

  • 栽培地
    徳島県
  • 見た目
    ムラのない美しい紅色
  • 果肉の色
    クリーム色(熱を加えると黄金色に変化)
  • 貯蔵性
    優れる。長期間の保存にも向いている。

徳島県鳴門市で生まれた鳴門金時は、栗のようなホクホク食感と上品な甘みが特徴の品種。
果肉が黄金色をしているイモを「金時(きんとき)芋」と呼んでいたことから、「なると金時」と名付けられました。
繊維分が少なく煮崩れしにくいため、天ぷらや煮物にもオススメです!

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最後までご覧いただきありがとうございました!
サツマイモは高温や乾燥に強く、やせた土地でもよく育つ丈夫な野菜です。
プランターでも育てることができるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね✨