2023.11.04 農業のこと
玉ねぎを育てよう!その2
いよいよ、本格的に玉ねぎの植付けがスタートしましたね。
玉ねぎ苗の上手な育て方について、「その1」の前回は、苗の選び方~植付けまでを解説しました。
「その2」の今回は、追肥~上手な貯蔵方法について解説します!
追肥
追肥の時期
玉ねぎの追肥は、必ず適期に施しましょう!
時期が早すぎると、育ちすぎてしまい「とう立ち」や「分球」の原因になってしまいます。
反対に、生育後期(3月以降)頃まで追肥が遅れると病害虫が発生しやすくなったり、貯蔵性が落ちてしまったりします。
💡「分球(ぶんきゅう)」って?
その名の通り、1球のはずの玉ねぎが分裂して、形が悪くなったり小さくなったりしてしまうことをいいます。
苗が大きすぎた、植付け時期が早い、肥料をあげすぎる、などが原因で分球しやすくなります。
追肥の時期は、
・1回目:植付けから半月後
・2回目:1月中
・3回目:2月中旬~下旬
を目安に施しましょう!
追肥の仕方
- マルチをしている場合
1穴ごとに、化成肥料をひとつまみずつ撒く。 - マルチなしの場合
① 1㎡あたり、化成肥料などを1握り(約50g)撒きます。
② 移植ゴテなどで、土と肥料を混ぜ合わせます。
💡「とう」は、早めに摘み取ろう!
「とう」は見つけ次第、早めに摘み取るようにしましょう。
そのまま放っておくと、どんどん生長して球に固い芯ができてしまい、食べられる部分が少なくなってしまいます。
小さいうちに摘み取れば、「とう」の生長に栄養が取られず、球が固くなるのを防ぐことができます。
収穫
葉が倒れてきたら、収穫のサイン!
玉ねぎは、球が大きくなるにつれて、葉が付け根のあたりから倒れてきます。
葉が倒れてくると球が成熟してきたサイン!
育てている玉ねぎ全体の7~8割ほどの株の葉が倒れたら、いっせいに収穫しましょう!
葉が倒れた状態で、畑に長く置いてしまうと傷みやすくなるため、取り時になったら1週間以内には収穫しましょう。
成熟した玉ねぎは、根が弱ってきているため手で持ち上がるように引き抜くと簡単に収穫できます。
💡ここでワンポイント!
収穫は晴れが続いた日に行いましょう!
土が湿っていると、球自体の水分量が多くなるのと、外皮が湿っているせいで傷みやすくなってしまいます。
玉ねぎを抜き取ったら、畝に並べて半日ほど日光に当て、よく乾燥させます。
しっかり乾かすことで、貯蔵性が格段に良くなります!
早生(わせ)、中生(なかて)、晩生(おくて)のちがいは?
野菜の苗や種を購入する際に、よく目にする「早生」や「中生」という言葉。
これは、種まきから収穫までの期間が短いか長いかを表しています。
- 早生(わせ)
種まきから収穫までの期間が短いものを指します。
生育が早い分、病害虫のリスクが低いため、初心者の方におすすめです。
品種例:早生じゅんこ、ボルト、ソニック など - 中生(なかて)
「早生」と「晩生」の中間くらいの生育スピードのものです。
品種例:O・P黄、ターボ、アトン など - 晩生(おくて)
種まきしてから収穫までの期間が、最も長いものをいいます。
晩生はゆっくりと生長する分、病害虫のリスクが高まりますが、早生よりも収量が上がります。
品種例:ネオアース、ケルたま、もみじ3号 など
上手な貯蔵方法!
玉ねぎは、風通しの良い日陰に吊るして保存をしておきます。
湿気に弱いため、雨が当たらない場所を選びます。
吊るす前に「皮むき」のひと手間を加えると、貯蔵性が大幅にアップします!
💡ここでワンポイント!
玉ねぎの中でも、早生品種は傷みやすいため貯蔵には向いていません。
中生や晩生の品種だと、長期で貯蔵ができます。
手順
- 外側の茶色の皮をむく。内側の白い皮が出てくるまで、むきます。
- 根を切る。
- 葉を、15~30cmほど残して切ります。
- 4~6個をまとめてヒモでしばる、もしくはネットに入れます。
- 直射日光の当たらない、風通しの良い軒下などに吊るしておきます。
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最後までご覧いただき、ありがとうございました✨
玉ねぎを上手に育てるためには、追肥の時期もしっかり守ることが大切です。
栽培期間の長い玉ねぎですが、ポイントさえ押さえておけば上手に育てることができます!
みなさんも、ぜひ作ってみてはいかがでしょうか?