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2023.04.13 園芸のこと

魅惑の植物 #01 ジュエル・オーキッド

TaiShoDoスタッフおすすめの植物を紹介する『魅惑の植物シリーズ』!
記念すべき第1回目は、キラキラと光る葉脈がとても美しい「ジュエル・オーキッド」。
基本情報から育て方まで、詳しくご紹介しています✨
ぜひ、最後までご覧ください!

森の宝石『ジュエル・オーキッド』

キホンの”キ”

  • 植物名:ジュエル・オーキッド
  • 和名:宝石蘭
  • 科属名:ラン科マコデス属
  • 形態:常緑性、多年草
  • 開花期:7月頃
  • 花色:白、クリーム色
  • 耐寒性:弱い
  • 耐暑性:普通

ジュエル・オーキッドの特徴

ジュエル・オーキッドは、東南アジアの熱帯や亜熱帯に自生している植物です。
まるでベルベット生地のような光沢を持つ葉っぱと、キラキラと光る葉脈がとても美しく『森の宝石』とも呼ばれています。
開花期の7月頃には、約1.5cmほどの小さく白い花を付けます。
環境の変化にやや弱く、育てるのが少し難しい植物でもあります。

育て方

  • 日当たり、置き場所
    ジュエル・オーキッドは、東南アジアの暖かく湿った場所に自生しているため、湿度の高い場所を好みます。
    直射日光は苦手で、葉焼けをしてしまう可能性があるため、風通しの良い明るい日陰で育てるのがオススメです。
    耐寒性はなく、寒さに弱いため冬の室温には注意が必要です。約20~25℃の室温が最適です。
  • 土づくり
    水はけの良い土を好むため、一般的なランと同様に水苔で育てます。
    用土の場合は、市販の『洋ランの土』がおすすめです
  • 水やり、肥料
    多湿を好む植物ですが、水のあげすぎには注意が必要です。株元に霧吹きを使って水をあげましょう。
    水苔が、絞ったおしぼり程度の水分量が目安です。触って確かめながら水をあげましょう。
    根腐れを防ぐため、受け皿に貯まった水は必ず捨てるようにします。
    また、ジュエル・オーキッドは肥料がなくても育ちます。
    成長具合が気になる場合は、成長期の初夏に液体肥料を月1回与えましょう。
  • 病害虫
    室内で栽培する場合は、病害虫の心配はほとんどありませんが、春~秋にかけてカイガラムシやアブラムシが付く場合があります。
    見つけ次第、薬剤を散布し駆除しましょう。
    また、予防のためにも明るい場所での管理や全体や葉の裏側に霧吹きで水をかけることが重要です。
  • 剪定
    基本的に、剪定は必要ありませんが、花や茎を成長させたい場合は芽を切り取ります。
    花を楽しみたい場合は、花が咲き終わった後に茎の付け根あたりで切ります。
    枯れてしまった花や茎は、そのままにしておくと病気の原因になってしまうので必ず取り除くようにしましょう。
    また、切り取る際に、ハサミは消毒してから使うようにしましょう。

いかがだったでしょうか?
ジュエルオーキッドは、TaiShoDoでも3種類ほど取り扱っております!
宝石のような美しさを、ぜひ楽しんでみてください✨