2025.07.11 農業のこと 園芸のこと
植物をいつも元気に!BS活力液『X-ENERGY』

今年もすでに、とてつもない暑さですね…。
「なんだか植物が上手く育たない!」のも、激しい気候変動による日々の環境ストレスが原因かも。
そこで今回は、ますます暑くなるこれからの季節に、ぜひ使って欲しい「バイオスティミュラント活力液 X-ENERGY」をご紹介です!
環境ストレスに負けない丈夫で元気な植物に育ててくれますよ!
もくじ
1. バイオスティミュラント活力液『X-ENERGY』とは?
2. 「バイオスティミュラント」って何?肥料とのちがい。
3. 嬉しい、6つの効果!
4. 効果の秘密は、5つのパワー成分!
5. 上手な使い方
1. バイオスティミュラント活力液『X-ENERGY』とは?
根を刺激して活性化させる「バイオスティミュラント成分」と、植物の健康維持にさまざまな働きをもたらす「活力成分」との両方を配合した、新ジャンルのバイオスティミュラント活力液です。
習慣的に使うことで、ワンランク上の健康をサポートし、環境ストレスに負けない、元気で丈夫な植物を育てます!
日照不足にも強くなるので、インドアグリーンにもオススメです!
2. 「バイオスティミュラント」って何?肥料との違い。
「バイオスティミュラント」とは、植物が持つ本来の強みを引き出し、豪雨や日照不足、干ばつなどの環境ストレスを軽減することで、収穫量・品質の向上を補助する資材のことをいいます。
土壌中の微生物を多様化&活性化し、土質を改善するなど、植物を取り巻く環境を整える効果もあります。
「肥料」と「バイオスティミュラント」は、どちらも植物の生育を助ける資材ではありますが、その作用に違いがあります!
肥料は、植物に栄養を直接供給して生長を促す、植物にとっての「食事」のような役割。
対して、バイオスティミュラントは、植物が持つ本来の力を引き出して活性化させ、潜在能力を引き出す「サプリメント」のような役割を担っています。
3. 嬉しい、6つの効果!
① 生育アップ
芽出し、根張り、肥料吸収を促進。
花数・実数も増加します!


② ストレスケア
・酷暑や冬の寒さ
・植え替えのストレス
・日照不足
など、さまざまなストレスから植物を守ります。

③ スタミナキープ
植物の体力を維持して、花の咲き疲れや実の成り疲れを防ぎます。

④ 元気回復
夏バテやストレスなどで弱った植物の回復を早めます。

⑤ ミネラル補給
不足しがちなカルシウムなどのミネラルを補給し、生理障害を予防します。

⑥ 土質改善
土壌中の微生物が多様化&活性化し、土が豊かになります!

4. 効果の秘密は、5つのパワー成分!

ビール酵母抽出物
ビール製造過程で使用された酵母の抜け殻(細胞壁)を特殊な技術で処理して、作られたものが「ビール酵母抽出物」。
この細胞壁のβ-グルカンは、植物にとっての病原菌と似た構造をしています。(構造が似ているだけで、病原菌ではありません!)
これが、植物の体に触れると「病原菌に感染した!」と勘違いします。
この勘違いによって、根が活性化されて、栄養の吸収率が良くなったり光合成が促進されたり仕組みです。
酢酸カルシウム
カルシウムは、細胞壁の中にある「ペクチン」という多糖類と結合して、構造を強くする働きがあります。
植物自体が丈夫になることで、夏の暑さや冬の寒さにもバテにくく、病気や害虫にも強くなります。
普通のカルシウムは水に溶けにくいため、うまく吸収されず、期待した効果が出にくいことがあります。
一方で、酢酸カルシウムは、カルシウムを「キレート剤」と呼ばれる物質(クエン酸やりんご酸など)とあらかじめ結びつけることで、植物が効率良く吸収することができます。
アミノ酸
X-ENERGYに含まれているアミノ酸は、お薬やサプリメントなどに使用されている「ソフトカプセル」を製造するときに廃棄されるゼラチンネットから抽出されたもの。
実は、ゼラチンの主成分はたんぱく質であり、主に18種類のアミノ酸で構成されています。
これらアミノ酸が植物に吸収されることで、生育促進、日照不足・低温時での生育改善、品質向上などの効果が期待できます!
アミノ酸で生育促進、品質向上するワケ

植物は光合成によって、エネルギーやたんぱく質の原料となる「炭水化物」を作り出しています。
そして、この作り上げた ①炭水化物と硝酸などの無気体チッソを結合してアミノ酸を作り、さらに ②そのアミノ酸と炭水化物を結合させて、たんぱく質を作ります。
このように、植物が身体の中でたんぱく質を作るためには多くの炭水化物が必要になります。
他にも、炭水化物は植物の身体を大きくする原料になったり、呼吸をするためのエネルギーになったりと植物の生長になくてはならないものなのです。
そのため、炭水化物の消費が多すぎると旨味の低下、病気や不作の原因になってしまいます。
特に、暑い夏の時期は呼吸が激しくなるため、光合成で作った炭水化物をどんどん消費してしまいがちです。
ここで、X-ENERGYのアミノ酸が活躍します。
活力剤としてアミノ酸を与えることで、① のアミノ酸を作る工程がなくなるので、炭水化物の消費を抑えることができます。
その分、炭水化物を体内に貯蔵しておくことができるので、作物の糖度アップや耐寒性・耐凍性アップなどの効果が見込めます!
また、アミノ酸を作る際にかかるエネルギーも生育に使うことができるので、たんぱく質の合成がよりスムーズになり作物の生育が良くなります。
マルチミネラル
X⁻ENERGYに含まれているミネラルは、マグネシウム(Mg)、マンガン(Mn)、ホウ素(B)、鉄(Fe)、銅(Cu)、カルシウム(Ca)、硫黄(S)、モリブデン(Mo)、塩素(Cl)、亜鉛(Zn)の10種類。
人間と同じく、植物にとってもミネラルは必要不可欠!
細胞分裂を促して生長を促進させたり、光合成を助けたり、病害虫への抵抗力を高めたりする効果があります。
ミネラルが不足すると、生育不良や病害虫への抵抗力の低下、収穫量の減少などの様々な問題が発生してしまうので、X-ENERGYで定期的にミネラルを補給してあげましょう!
ビタミンB群
ビタミンB1、B3、B6を配合!
特にビタミンB1は、細根(ほそね)※の発生や伸長に有効です。その他にも、光合成を促進したり、開花数・結実数の増加なども期待できます。
※細根(ほそね)
根の先端付近の細い根の部分。土壌中の水分や養分を吸収する、植物の生育に不可欠な大切な器官です。
5. 上手な使い方
X-ENERGYは、日常的に使用することで、植物のワンランク上の健康をサポートしてくれます!
葉面散布でも使用できます!
- 週に1回の間隔で、たっぷりと与えてください。
- 水やりの後に与える場合、地植えには1㎡あたり1~2ℓ、鉢植えには鉢土1ℓあたり100㎖程度を目安に与えてください。
- 肥料は別途与えてください。液体肥料と混ぜて使うと、さらに効果的です!
- 葉面散布の場合は、高温時や乾燥時を避け、花弁にかからないように注意してジョウロや噴霧器などで散布してください。
キャップで計量する場合の目安

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X-ENERGYで、環境ストレスに負けない活力みなぎる植物を育てましょう~!
参考資料
・KINCHO園芸 X-ENERGY特設ページ
・アサヒバイ6オサイクル『ビール酵母細胞壁由来の農業資材による作用①植物活性化』